学芸会 道具係(中級部)

11月14日に本校学芸会が、無事開催されました。

コロナ感染防止対策を徹底し、三部制で行われました。

本年度も中級部では多彩な演目と生徒たちの魅力あふれる演技を余すところなく披露することができました。

毎年、全校生の全ての演目は中級部の衣装係、進行係、マイク係、照明係、映像係、道具係等の「係活動」が必須になります。

中でも道具係は大所帯で舞台の上手、下手と忙しく動き回る仕事です。

それに舞台の天井に吊るされた第1バトンから始まる何本もの背景幕を用意し、舞踊や演劇などで使う大道具、小道具と全て定位置に用意しなければなりません。

中級部1年生は数十に及ぶ仕事を一つ一つ覚えて行くのです。今年、総責任者を任された3年生のハンチギョン君は1、2、3年生を統括し、演目内容と舞台配置図を全て確認しながら上級生、下級生に指示を出します。

新入りの一年生にも丁寧に仕事の手順を教えていきます。第3回総練習までには皆、自分の受け持った仕事を手際よくこなし、自分たちが用意した物が素晴らしい演目に繋がってゆく感触を覚え、やりがいに変わっていきました。

責任者のチギョン君は道具係の『メジュム(締め)』終わりの挨拶をいつもこの言葉で締めました。

『マルポダ、ヘンドン!』。

    openschool