夢をかなえる(小学6年生)

みなさんは、6年生の頃、どんな夢をもっていましたか?

スポーツ選手、医師、大工、職人、研究者、エンジニア、保育士、看護師、パティシエ、パン屋、医師、薬剤師……

小学5・6年生の男女別、将来就きたい職業ランキング(2020)です。

「夢をかなえる」作文コンクールに応募するため、生徒たちに夏休み作文課題を出しました。

生徒たちが、どんな夢を持っているかと、興味津々。
 
十人十色という言葉のように、それぞれ違う夢を持っているんですね。
 
スポーツ選手、アイドル、ミュージシャン、画家や脚本家、芸術家。

そして、コロナ禍の中、医師、看護師、救命救急士になり、苦しむ人々を助けたいという生徒もいました。
 
作文を読んでいくにつれ、自分の頬が緩むのを感じました。

ひときわ、私の目に留まったのは、ノーベル賞を取りたいという夢でした。

「ぼくの将来の夢は、地球環境を良くする物を発明することです。なぜかというと、空気が汚れ二酸化炭素が増え、地球温暖化が進み動植物が次々に死んでしまい、自然豊かな生活を送れなくなるということを知ったからです。
…ぼくの発明でノーベル賞を取り有名になったら、ぼくが通う朝鮮学校にお金を寄付しようと思います。そして、ぼくが有名になって、朝鮮学校に対する差別をなくしたいです。ぼくたちのために一緒に戦ってくれる、日本の人が一人でも増えることを強く願っています。
……最後にぼくたち朝鮮人は『挑戦人』でもあります。あきらめずに努力をし、何事も成し遂げる人です。僕たちを応援してください。必ず期待に応えます。」

大きな夢にむかって、力強く歩もうとする気持ち、そして、母校を愛する気持ちに心を打たれました。そして、生徒たちを誇らしく思いました。

こんな生徒たちの担任として、自分がすべきこと…

生徒たちの無限の可能性を引き出し、夢をかなえるため、そして、明るい未来と

なによりも生徒たちの笑顔のために、

教師としての自分の技量や器を高めるため、生徒たちと共に学んで行こうと思います。

日々精進、日進月歩!

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