一笑一少(小学6年生)

「一笑一少」
イルソイルソとよみます。

どんな意味だかわかりますか?

一回笑うと、一歳若返るという、朝鮮のことわざです。

今年、初級部3学年の頃担任した生徒たちを、再度6学年担任として受け持つことになりました。

まだ、幼さの残っていた3学年のころとはうってかわって、心も体も大きく成長した生徒の姿に喜びを感じる毎日です。

ホームルームの時、「一笑一少」ということわざを紹介しながら生徒に言いました。

「君たちの笑顔は、アッパ、オンマたちの喜びになり、日ごろの苦労も吹き飛ばして健康や若返りの薬になるんだ。」

生徒たちは輝く眼差しで私を見つめながら、笑顔でうなずいていました。

コロナ禍の中、アッパ、オンマ、そしてウリハッキョを支えてくれる同胞たちに、笑顔と喜びを届けるため頑張ろうと生徒たちと話し合いました。

生徒たちは、いつも笑顔を絶やさず勉強や少年団生活に、そして運動会練習に一生懸命励んでいます。

生徒の笑顔を見るたびに、長年教鞭をとってきた私の顔のしわが、一本ずつ消えていく思いです。

これからも、笑顔の種をまき、大きな花を咲かせるため、いっしょに頑張ろうと思います。

    openschool