スゴハシンミダ、足立商工会の朴京秀です。
報道によると2024年秋に紙の健康保険証を原則廃止してマイナカードを保険証として利用する「マイナ保険証」への一本化の方向で検討しているそうです。
2022年10月12日時点での情報をまとめみましたのでご参考になればと思います。
-現在の普及状況
カードの交付率:49% 健康保険証の紐づけ率:約20%
-メリット
①病院の受付が顔認証となり、時間短縮となります。
②薬や健康診断などのデータ共有が可能となります。
③限度額以上の医療費一時払いが不要となります。
④医療費控除を受けるときに便利になります。
→現在医療費控除を受けるには領収書の集計・医療費通知などに記載されている金額となりますが通知書には1年分の記載がないこともあります。
マイナポータル上で、窓口で支払った医療費の情報を自動的に管理できるようになりました。
⑤転職・引っ越しなどの保険証切り替えが不要となります、ただし協会けんぽや区役所での手続きは必要となります。
-デメリット
①医療機関や薬局などで受付システム(オンライン資格確認)の導入がどこまで進むか不透明です、ただし2023年4月から導入が原則として義務付けられています。
導入した場合はステッカーなどが張り出されることになっておりますし、インターネット上でどこか導入しているか確認できます。
②現時点ではマイナカードと健康保険証の紐づけはご自身がマイナポータル上で登録を
行うこととなっております、高齢者やIT分野を苦手としている方への対策が必要になるかもしれません。
③保険証の有効期限は発行日から5回目の誕生日までとなります。(電子証明書の有効期限)
-その他
健康保険証以外にも運転免許証及び在留カードなども一本化を検討しているようです。。
各種証明書が一本化された場合普段の生活で使う身分証明書はどうするのか、また証明書ごとに有効期限が異なるので行政から届く案内等をしっかりと確認することが大切だと思います。