クラブ活動は生徒にたくさんの影響を与える場であります。

ある生徒にとっては学校生活の中でいちばん楽しい時間、ある生徒にとっては自分の居場所を見つけられる大事な時間であります。

第四学校中級部バスケットボール部もまた様々な思いを持った生徒たちが部活動に汗を流しています。

筆者は今年度からこの部活動を指導することになりました。今回はその活動について書こうと思います。

本校中級部バスケットボール部は第五学校と合同で練習も試合も行っています。今年からは女子も合同で大会などに参加します。

第五学校にも指導者はいますが、中体連試合など単独で参加するときは筆者が指導をしています。

先日行われた中体連試合での出来事です。

男子も女子もあまり自分の感情を表に出しません。

練習中も淡々としていて練習試合で勝っても負けても普段通り振舞っている生徒たちですが、今回は違いました。

試合に敗れた後、悔しい気持ちをこらえきれずロッカールームから立ち上がれない生徒、プレーの不甲斐なさでみんなに謝っている生徒、顔を上げることができない生徒……

今まで見ることのできなかった姿がそこにはありました。

彼、彼女らはバスケが好きであり、部活動に真剣に取り組んでいることを改めて実感できた、同時に私もその期待に応えてあげねばと気を引き締めるきっかけとなりました。
　
今後の生徒たちの成長に期待していきたいです！