≪7살이 부모된 심정!?(7歳の子供が親の気持ちに⁉)≫(小学2年生②)

まだまだ小さな7歳の二年生。
 
どんな大人になるのかな~と今から楽しみなのですが……
 
先日、お母さんといいますか、お父さんといいますか……

二年生が、「保護者の心情」になって「子供」を見る機会があったのです。

ある日のことです。
 
ウリハッキョの守り神である「トルハルバン」の前にある花壇に、児童たちが集まっていました。何事かと近づいてみると……

「ソンセンニム!毛虫が……!何匹も……!!」と大勢の児童たちの反応と、

「違うよ!これはモンシロチョウのさなぎだよ!」と、ある男子児童。

黒い毛虫みたいな形に、点々と赤の水玉模様の虫が、何匹も……

形を見る限りさなぎではなさそうだし、毛もないし、何かの幼虫だろうとみんなで話し合い、その日は下校しました。

次の日の朝、例のモンシロチョウのさなぎだと言っていた男子児童が、教室にある昆虫図鑑を手に、満面の笑みで私の元へやってきました。

「ソンセンニム!昨日の幼虫これです!ツマグロヒョウモンっていうみたい!」

昨日スマホで何の幼虫なのかを探した私……。彼の笑顔を前に、少し反省しました。

 
数日後、「幼虫がさなぎになったよ!先生!一緒に見に行こうよ!」とまたあの男子児童。
 
プランターの縁にひとつ小さなさなぎがありました。

プランターと同系色で、しかも少し見つけにくい場所にあったので、子供の観察力は素晴らしいものだと感心しました。

ずっと観察していたからこそ、探せたんですね!

 
またしばらく経った日の朝。
 
3人ほどの児童が教員室前をうろちょろしていました。
 
校長先生にかくかくしかじか話していたので耳を澄ますと……

「さなぎがちょうになりました!」
 
……これはこれは、一大イベント!
 
急いで二年生と幼稚園児たちを呼んで、ちょうが飛んでいくのを見守りました。

プランター横に横たわっていたちょうを、あの男子児童が枝で花の上に乗せました。

なかなか飛んでいかないちょうに対し、またまたあの男子児童が言いました。

「ちょうはね、飛ぶ前に羽を乾かすんだよ。」

よく知っているな~と感心。みんなもそれを聞いて納得です。

勉強する時間になってしまったので、羽ばたく姿を見ることはできませんでした。

しかし、児童たちは休み時間になる度に様子を伺い、飛んでいったのを確認すると安心していました。

生憎、羽ばたく瞬間は見られなかったそうですが、授業中に窓から飛んでいくちょうを見た!という児童が多数現れ、「あのちょうだったらいいね!」と嬉しく話し合いました。

一生の内に見られるかどうか分からない貴重な体験をみんなですることができました!

これも関心を持ち、長い間観察を続けていたあの男子児童のおかげです(^^)

最後まで「頑張って!羽ばたけ!」と応援していた児童に胸を打たれました。

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