新年2022年を迎え、生徒たちの新年の目標や決意を込めて、漢字一字の書初めを行いました。
色々なことにチャレンジする決意を込めて「挑」、深く考えながら行動しようと「深」、いつも明るく歌のあふれる生活をと「歌」。
なかには、いっぱい食べて健康な体をつくりたいと「食」のようなユニークなものもありました。
また、コロナ渦の中、耐え忍ぶ思いをこめ「耐」を書いた生徒の痛切な思いが私の心に響きました。
「先生はどんな漢字を選びましたか?」
「……」
「先生は三つの四字熟語に共通する一文字を選びました。」
「……」
「先生、ヒントをください。」
「では、一陽〇復、笑門〇福、好機到〇の共通の一次です。」
「来!」
「ピンポーン!」
「どんな意味ですか?」
四字熟語の意味を簡単に説明しながら、今はコロナ禍で大変だけど、つらい時期が去ってまた良い時期がくることを信じ、笑顔を絶やさず頑張っていこうという思いをこめて「来」を選んだと説明しました。
生徒たちは、私を見つめながらうなずいていました。
そして、初詣で見つけた「一陽来復お守り」を見せてあげました。
「わー、すごい。」
生徒たちの輝く瞳と笑顔を見ながら、今年一年、その笑顔のため、より一層頑張っていこうと決意を新たにしました。