「二年生の算数」と言えば……「九九」ですよね。
今年の二年生はかねてから、「九九」への憧れが強かったのです。
早く習いたい!と待ちきれず進んで学ぶ児童もちらほら。まさに「予習」そのもの!
習い始める日には、全員目をキラキラ輝かせていました。
「九九」を身に付けるため、第二段階に分けて教員が検閲を行います。
【第一段階】:(九九表を見ながら)スラスラ言う。
第一段階は余裕のクリアです。みんな満足気に教師のもとへきます。
問題は第二段階……
【第二段階】:暗唱する。
さっきとはうって変わって不安気な顔つきで、教師のもとへきます。
その様子がとってもかわいいのですが、ここは心を鬼にして、厳しく合否を判断します。
最後まで言えた児童は、ご満悦♪
最後まで言えなかった児童は、
「二一が二。二二が四。二三が六……あー!」と、膝から崩れ落ちます。(笑)
悔しくて何回も机で頭を抱えながら唱えたり、教室内を歩いたりしながら、九九を懸命に暗唱します。
結局、検閲クリアできなかった児童たちも、次の日には完璧に暗唱してくるのです。
アッパ・オンマ・兄弟たちのサポートの中、家で猛練習したのでしょう。
そんな一生懸命な二年生ですから、「九九名手」になる日も近いはず!
◈おまけ◈
教室の「九九エリア」にて習得に励む児童たち