中級部秋の遠足は高尾山、上級者向けの稲荷山コースです。
3年に一度は恒例の登山だと知っている生徒たちはとても複雑な表情です。
そんな心配の中先頭グループを任された私は2年生と山登りをはじめました。
やはりアップダウンが続く山道はとてもつらく1時間半の道のりは終わりのないものでした。
しかしある生徒が私に話しかけてきたのです。
「先生、何で頑張って上ったのにまた、下るんですか?」「登りだけでおわんないかな?」
私は「でも景色も同じだったらつまんないでしょう。」「少しは休みも入れなきゃね……」すると、もう一人の生徒が突然、「人生と一緒だよ!」
……
一瞬の沈黙の後、一同、大笑い。
これが遠足の醍醐味、登山の醍醐味。生徒が頼もしく見えました!